2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

155 生老病呆死(28)聖書の神と哲学・一般教養の神

ノラ猫たちとさまよったボクの仏教入門 155155 生老病呆死(28)聖書の神と哲学・一般教養の神 イエスの戸籍調べなど瑣末なことだ、キリストの教えそのものが大事なのでないか。もっとキリスト教精神の本質を問題にせよ、とボクもおもう。しかし、たま…

154 生老病呆死(27)イエスの戸籍にこだわる幼稚なボク

ノラ猫たちとさまよったボクの仏教入門 154154 生老病呆死(27)イエスの戸籍にこだわる幼稚なボク 評価の高い遠藤周作のキリスト教文学作品がなぜ当のキリスト教関係者(むろん全員ではない)から忌避されているのだろう。30年ほど前になるが、雑誌…

153 生老病呆死(26)今度も書けなかった「イエスのふしぎ」

ノラ猫たちとさまよったボクの仏教入門 153153 生老病呆死(26)今度も書けなかった「イエスのふしぎ」 遠藤周作の3部作の最後は「キリストの誕生」だ。 あとがきによれば、前作「イエスの生涯」を書き終えたとたんに、「現実においては無力で、無残…

152 生老病呆死(25)その人には見るべき姿も、威厳も美しさもな

ノラ猫たちとさまよったボクの仏教入門 152152 生老病呆死(25)その人には見るべき姿も、威厳も美しさもなく 遠藤周作のキリスト教文学作品の2作目は『イエスの生涯』である。 『イエスの生涯』 洗者ヨハネの逮捕・死で、民衆の期待はその後継者イエ…