2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

147 生老病呆死(20)信仰とは90%の疑いと10%の希望

ノラ猫たちとさまよったボクの仏教入門 147147 生老病呆死(20)信仰とは90%の疑いと10%の希望「洗礼を受けないと本当の信仰は得られない」と遠藤周作にいわれ、加賀乙彦さんは洗礼を受けた。洗礼の前後、理屈ではない喜悦の感覚に全身を包まれ…

146 生老病呆死(19)ある死刑囚の3つの顔

ノラ猫たちとさまよったボクの仏教入門 146146 生老病呆死(19)ある死刑囚の3つの顔作家加賀乙彦さんはカトリックの洗礼を受けた動機を3つあげている。 1つは科学とは次元の違う「比較や疑問を超えた世界」の中へ。「自分はこどものころから物事を…

145 生老病呆死(18)人類は光の帯、と説く加賀乙彦さんの死後観

ノラ猫たちとさまよったボクの仏教入門 145145 生老病呆死(18)人類は光の帯、と説く加賀乙彦さんの死後観同じキリスト教作家でも加賀乙彦さんはだいぶ前、週刊誌に死後の世界を次のように書いている。「科学が進むに従って死後の世界は味気なくなっ…

144 生老病呆死(17) 曽野綾子がシナイ半島で見た生死の境界

ノラ猫たちとさまよったボクの仏教入門 144144 生老病呆死(17) 曽野綾子がシナイ半島で見た生死の境界岸本英夫教授があげる「永遠の命のイメージ」4類型の2番目は「死後における生命の永存を信ずるもの」である。これはキリスト教、仏教などの宗教…